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鼈甲茄子帯留

¥ 6,600

SOLD OUT

日本の装身具、帯留(おびどめ)です。

鼈甲の茄子です。ヘタと実の割合からして小茄子だと思います。山形県庄内地方で江戸時代から作られている品種があります。一夜漬けや辛子漬けにするととても美味しいものです。美しいものには棘があるといいますが、茄子にもガクの部分に棘があります。昨今は棘なし品種もありますが、新鮮な茄子だと本当に痛いものです。ガク部分にプツプツと小さな点彫がありますが、この棘とも産毛ともつかぬ様子がとてもよく茄子を表現していると思います。表裏両面に複数箇所虫食いがあります。6、7枚目のお写真の矢印部分をご確認ください。

帯留は、文字の通りに帯を止めるものです。意外かもしれませんが、女性の装身具として浸透したのは明治期以降です。はじめは指輪と同じ江戸末期の文化文政年間ですが、着物の帯が解けないよう固定金具として発生した帯留は、はじめ男性と老女が身に付けるものでした。明治9年の廃刀令をきっかけにそれまで刀装具を作っていた職人が帯留め製作に打ち込むようになったといわれています。実用品から装飾品へと需要が変わっていったものです。直接肌に身に付けるものではないため、様々な素材や意匠が用いられ、現在でも蒐集欲を満たしてくれる装身具です。

サイズ  W 5.8cm 
     H 2.8cm
     D 0.4cm
     (薄手の三分紐が通ります)
素材    鼈甲
年代    昭和中期

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