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鼈甲瓢帯留

¥ 9,350

SOLD OUT

日本の装身具、帯留(おびどめ)です。

立派な房紐のついた鼈甲の瓢箪です。瓢箪(ひょうたん)の歴史は古く、食用の干瓢(かんぴょう)として用いられる品種の夕顔もひょうたんの一種です。くびれのあるひょうたんは主に水や酒を持ち運ぶ容器として用いられました。くびれに紐がゆわえ付けてあるのは持ち運びの利便性、装飾性両面の役割があります。今でも阿波踊りの際に小さな千成瓢箪を腰から下げている男性を見かけます。中国の風水では邪気を払う力があるとされ、日本でも縁起物、お守りとして用いられています。

帯留は、文字の通りに帯を止めるものです。意外かもしれませんが、女性の装身具として浸透したのは明治期以降です。はじめは指輪と同じ江戸末期の文化文政年間ですが、着物の帯が解けないよう固定金具として発生した帯留は、はじめ男性と老女が身に付けるものでした。明治9年の廃刀令をきっかけにそれまで刀装具を作っていた職人が帯留め製作に打ち込むようになったといわれています。実用品から装飾品へと需要が変わっていったものです。直接肌に身に付けるものではないため、様々な素材や意匠が用いられ、現在でも蒐集欲を満たしてくれる装身具です。

サイズ  W 5.0cm 
     H 2.5cm
     D 0.7cm
     (三分紐が通ります)
素材    鼈甲
年代    昭和中期

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